JAL
Peer
Support
Program
JAL Peer Support Program とは
現在, 世界的に注目されている
パイロットがパイロットを
メンタルサポートする仕組み
Peer Support Program
それをJALに合った形に取り入れたものが
JAL Peer Support Program
私たちです
JPSPの理念
問題を抱えた個人が
ひとりで悩まず
信頼できる同僚のピアに
自身の問題をいつでも相談できる
「心のつながり」 と 「居場所の提供」
このプログラムは精神的な問題を抱えている
パイロットを特定, 排除するものではありません
公正な文化の原則が適用されたなか
パイロットの仲間であるピアに話をすることで
問題解決に向けた方法や気づきを得て
健康な状態 (Fit for Duty) で
乗務に戻るまで (Return to Work)
これをプログラム全体で支援します
JPSPの理念
JPSPの原則
JPSPの原則
JPSPは
以下の 3 原則に基づき公正に運営します
「独立性」
会社はこのプログラムを用意し
必要な支援を行いますが
このプログラムは常に中立でなければならず
会社を含めて外部からの介入は受けません
「秘匿性」
相談者は
秘匿環境のもとで保護されます
本人の同意なく、第三者に
個人名や、その他個人が特定されるような
情報が漏れることはありません
「透明性」
プログラムの運営は常に公明で
その活動は誰から見ても
明確でなければならなりません
セーフゾーン(秘匿環境)
JPSP内の秘匿環境のことを
私たちは「セーフゾーン」と
呼んでいます
相談者の個人情報や相談内容は
本人の同意がなければ
たとえセーフゾーン内であっても
第三者に伝わることはありません
またいかなる場合であっても
相談者の個人情報や相談内容が
セーフゾーン外(会社や組合等)
に漏れることはありません
秘匿環境
JPSP 組織図
JPSPはセーフゾーン内に位置する以下の構成員から成り立つ組織です
Program Leader:1名
このプログラムの運営を行う最終責任者
Coordinator:3名
Peerとして一定の経験を積み、Peerからの相談やアシストを行います
また自らもPeerとして相談者から相談を受けます
JPSPの運営に対してProgram Leaderを補佐します
Peer:21名
相談者と同じ仕事を持ち、彼らの問題や課題について寄り添えるよう、
基本的な傾聴やカウンセリングのスキルと知識を教育された同僚
仲間を尊重し、仲間から信頼される人物であることが必要です
MHP (Mental Health Professional):1名
臨床心理士またはそれに準ずる資格を有する者であり、
このプログラムにおいて、セーフゾーン内での唯一の専門家
相談者・ピア・コーディネーターにとって重要な役割です